動画編集で音声にエコーをかける時に使うエフェクト / リバーブとディレイの違いと使い方【VEGAS Pro】

動画編集で音声にエコーをかける時に使うエフェクト / リバーブとディレイの違いと使い方【VEGAS Pro】

音声を響かせる時に使う代表的な空間系エフェクト

音声にエコーを付けたい時は、空間系エフェクトが効果的です。空間系エフェクトは、音の反射や共鳴をシミュレートし、聴覚的な空間の印象を作り出します。代表的な空間系エフェクトには以下の2つがあります。

・リバーブ(Reverb):部屋や会場などの音響空間での音の反射をシミュレートします。小さな部屋から大聖堂まで、様々な空間の雰囲気を再現できます。音に自然な響きを加え、立体感や奥行きを与えることができます。

・ディレイ(Delay):音を遅らせて繰り返すエフェクトで、やまびこのような効果を生み出します。単純なシングルディレイから複雑なマルチタップディレイまで多様なバリエーションがあります。リズミカルな反復や空間的な広がりを演出するのに役立ちます。

これらのエフェクトを適切に使用することで、ドライな音声に自然な響きを与えたり、創造的な音響空間を作り出したりすることができます。

 


よくある質問(Q&A)

Q: 空間系エフェクトはどのソフトも同じですか?
A: 空間系エフェクト(リバーブやディレイなど)は基本的なエフェクトのカテゴリ(目的や役割)同じですが、動画編集ソフトによって名前、機能、効果に違いがあります。多くの場合で一般総称としては、リバーブ、ディレイで同様の効果を指します。

Q: エコーのかけ過ぎはなぜダメなのですか?
A: 音が不明瞭になり、言葉や演奏の細部が聞き取りにくくなります。音の輪郭がぼやけてミックス全体が「濁った」印象になります。意図した演出でないかぎり全体のバランスを取りながら効果をかけるのがセオリーです。


VEGAS Proとは

 

プロフェッショナルから初心者まで、世界中のクリエイターに25年以上愛用されている動画編集ソフトです。直感的な操作性と見やすいタイムラインが特長で、アニメーション機能と音編集機能も強力な統合型のツールです。YouTubeコンテンツ制作からビジネス用プレゼンテーション、広告動画まで、あらゆる用途に対応する柔軟性を備えています。

 

近年、多くの編集ソフトが月額課金制に移行する中、VEGAS Proは従来の買い切り版の提供を継続。ユーザーのニーズに寄り添った選択肢を提供し続けています。最新のAI技術を導入し、さらに編集作業の効率化が行われています。

VEGAS Pro 日本公式サイト

 


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