TORAERA(トラエラ)

キーフレームアニメーションを有効にしたままスケールが増えつつ続けるエクスプレッションの使い方


Adobe After Effects
知ってるとちょっと嬉しいエクスプレッション

モーショングラフィックスでよく使う、タイトルがズンっ急拡大して出現し、その後もゆっくりと拡大し続けるアニメーション。それをキーフレームで作ることはAfter Effectsの基礎中の基礎です。しかしアニメーション速度やイージングを細かく作り込む際にが結構面倒だったりします。出現の動きを調整してその後の持続拡大も調整して、出現と持続の切り替わりも自然になるようにして、と微調整作業が右往左往しがちです。そんな時、このエクスプレッションを使うと、持続の一定の動きをエクスプレッションに任せて、出現のアニメーション調整に専念できます。




このエクスプレッションの使い方
「スケール」にキーフレームアニメーションを設定し、下記エクスプレッションを適用。スケールXとYの「increment * 5」の数値を増減させることで持続拡大の速度を調整します。数値を「-」マイナスにすると縮小し続ける動きになります。キーフレームを設定すると、キーフレームアニメーション+持続拡大の動きとなります。

keyScale = value; // キーフレームのスケール値
increment = time; // 時間に応じてスケールが増加
[keyScale[0] + increment * 5, keyScale[1] + increment * 5]




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